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私たちは、理想の自分・生活、周囲からの評価を気にし、もっとこうであるべき、もっとこうなりたいと考え、日々の生活においては「何かを得よう」と過ごす時間がほとんどではないでしょうか。

むしろ、生産性のない時間のことは、ただ時間を無駄に過ごしていると感じる方も少なくないのではないでしょうか?

何かを得るために、過去や未来、多くのものに自分自身を縛られ過ごしていませんか。

禅の考えにおいて、「修行は一切のものを手放すことより始まる」と言われています。

何かに執着をするから、そこに不満や不安も生じます。

この執着を手放せたときに人は苦しみから解放され自由になれると言われています。

ただし、執着を捨てることに必死になってしまってはまたその思いに縛られてしまいます。

ではどうすればよいのでしょうか。

まずは、ありのままの自分を受け入れることではないでしょうか。

何かに執着している自分を知り、向き合い、受け止める。

そこから『放下箸=自分の内側に存在している思いの手放し』が始まるのかもしれません。


yogaも同じように、何かを得るためのものではなく手放すための時間であると言われています。

アーサナ(ヨガのポーズ)を練習する中でも、呼吸を使い体の力や緊張・心の緊張を解き、手放していきます。

一息 一息大切に呼吸を行う中で、自分の内側と向き合い、受け止め、そして手放していくための時間を共に過ごせたらと思っています。



寺ヨガ~TERA YOGA SHOKO

寺ヨガインストラクターSHOKOによる  寺ヨガのご案内(春より東京に越してきたので現在新しいお寺とのご縁をさがしています。レッスン、イベント再開までしばらくお待ちください)

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